昨年(令和6年)8月14日に、平成6年頃から、高校の同窓会でお世話になった先輩のお葬式に参列した。
8月第1土曜日の高校本部同窓会に、80歳の同級生が集まり、場を盛り上げて頂いた直後のことで驚いた。
同窓会仙台支部事務局を振り返って考えると、平成6年頃の同窓会は、旧制中学の先輩方の結束が強く、
同級生同士の参加が多く見られた。
先輩後輩の繋がりのもと、多少の弊害があっても、同窓生を優先し、大切にした雰囲気があったと思う。
令和になると、コロナ禍があり、対面ではなくオンラインが瞬時に広がり、通信方法、連絡方法が様変わりした。
同窓会の案内を出すこと自体ためらってしまい、参加者名簿は名前のみで、勤務先、住所、携帯番号、
メールアドレスは内部データとして扱うことになってしまう。メールアドレスは全員が持っているとも限らない。
少子高齢化のこの時期を、最終的には、継続可能な筋書きを模索し、同窓会を維持しようと思う。
私の尊敬する奈良県薬師寺の大谷徹奘執事長が、師匠高田好胤和上の言葉を紹介している。
「かたよらない心 こだわらない心 とらわれない心 ひろく ひろく もっとひろく
これが般若心経 空のこころなり」と、
「永遠なるものを求めて 永遠に努力する人を 菩薩という」の代表作の外にも数多くあります。
その中で一番好きなのは、「苦労と仲良くすれば きっと 苦労が味方して 助けてくれます。」
奈良 康明(なら こうみょう、1929年〜 2017年)曹洞宗僧侶、駒澤大学元総長が、
平成21年1月10日に発行した書籍に、
「最近の日本はどうなってしまったのだろうか。嘘の答弁をして、ばれると止めどなく言い換えていく。
私はしていない!というそばから、その言葉が崩れて嘘が明らかになってくる。政界、財界、官僚ばかりではない。
私たちのまわりにも、あまりに見すえた嘘がまかりとっている。嘘が当たり前になると、社会もそれに
慣れて嘘の許容値が高くなる。
嘘をついてばれなければそれだけ得だ、とみんなも嘘を言い出してくる。地獄に墜ちるよ、と言っても
地獄の実体感がないから、地獄に墜ちたってかまわない、などと平気で言う。
手段が正しかろうと不正だろうと、おかまいなしに儲け、嘘をつき、平気で盗んだり、だましながら冨を
集めることに巧みで、しかも、快楽を追求している人、彼は地獄に赴く。『増支部経典 V・354頁』
いや、これも地獄を認めない人には意味がないか!
では、私たちはどう言ったらいいのだろうか?」
いま、世間で騒がれている無法状態にあるSNSは、コロナ禍終息と同時に、誰もが想像しなかった奇妙な形で、
個人としても、また、社会においても問題を引き起こしつつある。
仏教に「而今」(にこん)という禅語がある。
現代用語に直訳すると「今、この瞬間」であり、過去は変えられない、未来も思い通りにはならない、
出来るのは「今」この瞬間の行動を変えることのみという意味である。
通常は「而今」(じこん)と読む。この言葉を、一過性とみるか、持続性がある言葉とみるかで様変わりすると思う。
宗教には拘らないが、未来は現在の進行形である。
常に、与えられた環境のもとで努力した瞬間の先に、現状より良い生活ができることを目標としよう。
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